小春日和vol.152 寄り添う

二人はお母さんを真ん中にして寝ている。
だから、お母さんがいないとお母さんの居た所に転がって集まり
二人が寄り添って眠る事になる。

小春は忙しい。
全身全霊をかけてお母さんに好かれるために奔走している。
手段は選ばない。
(たぶん)大好きなお父さんを犠牲にしてでもお母さんに歩み寄る。
お母さんが小春の事大好きだといくら言っても、
全身全霊をかけて歩み寄る。
お母さんが少しでも疲れていたり、怒ったりするのに敏感。
僕ら夫婦と夏乃は2番目で小春だけ長女だから、
道なき道を切り開く苦労は経験がない。
そして、後から産まれてきた兄弟のこともわからない。
小春は、嫉妬したりせず夏乃をいつでもかわいがり、
夏乃と目が合うと微笑んでいる。
積み木を壊されても怒らない。
小春はお姉ちゃんであることが楽しい様子。
ただ、大変なんだろうと思う。
皆でいる時はお父さんに対して、線引きをする。
「お父さんなんて大嫌い!」
「お父さんはそこに居て!」
「お父さんは来ないで!」
「お父さんはあっちいってて!」とか。
その度に怒ってたら身体がもたない。
時々、怒るけど。
でも、二人になるとお父さんにべったり。
本当はそういう気持ちなんだと思いながら耐えている。
どんなに僕がスケープゴートになろうとも、
小春のひとつの微笑みで許せてしまう。

本を読んでいた小春が大きな声で
「え!小春ちゃんのためにさくらんぼが描いてある」と言って飛んで来た。
実は、保育園で園児それぞれにマークがランダムに振り当てられる。
他の園児たちも生活の中で自分のマークのものが気になっているそうだ。
果物なら一度は食べてみたり。
小春は2年前からさくらんぼが自分のマークだ。
これはかわいそうというマークをもらった子もいるのだが、
小春は女の子としてはラッキーなマークでお気に入り。
というかさくらんぼマニア。
小春はケーキにはさくらんぼを乗せたいと言うし
絵はまずさくらんぼを描く。
そして描いてもらう。
T−シャツやパンツにいたるまでさくらんぼがついているのがお気に入り。
この間は、ポスターに描いてある白黒の切り絵のさくらんぼを遠くから見つけ
デパートに入って行った。
入園した夏乃はにんじんマークを頂いた。
※小春はなわとびまだできません

どんなに素敵な式場でも、そうでもない式場だとしても
結局は良い式になるかは、新郎新婦のお二人次第だと思う。
結婚式は一日にしてならずなのだと思う。
お客様は、お二人のそれまでに関わりのある人達ばかり。
つまり、それまでの付き合いが結婚式の良し悪しにつながる。
誰も、結婚式の事を考えて人と付き合うなんて人はいないだろう。
だからこそ、ストレートに祝福されるお二人の人柄が出るのだと思う。
それを撮るだけなので僕は、偉そうな事を言えないのですが。
このお二人の結婚式は、
手作りおにぎりのような温かくはんなりふっくらとした結婚式でした。
当日の朝、新婦のお母様が手作りのおにぎりを和紙で包んで渡してくださった。
撮影が終わってから頂いたおにぎり美味しかったです。
撮影の僕にまでもが温かい気持ちにさせてもらった。
僕の撮ったお二人の挙式写真がブライズウェディングというホームページで紹介されています。
↓
http://www.brides-net.com/report/005/

08/3/2「NUUさんのリハーサルを聴き入る小春」
小春の1歳の誕生日にNUUさんが歌をプレゼントしてくれた。
タイトルは「小春」
小春はCDになる前から自分の曲を歌っていた。
CDには小春が2歳になったばかりの頃に歌った声が録音されている。
先日、CDを聴きながら「小春ちゃんの赤ちゃんはさあ、
こはる〜♪って難しいのに上手に歌ってるね」と言っていた。
「なっちゃんも大きくなったら歌えるようになるかなあ?」と聞くので
「歌えるようになるよ」と言うと
「そしたら、NUUちゃんの隣りで3人で一緒に歌えるね」と話していた。

1週間前、家族会議をした。
小春と奥さんと3人で。
議題は、「小春の卒乳」
夏乃が寝てから、
3人でこたつで正座して話した。
目を見て真剣に話した。
お母さんが疲れていて小春と遊べない事。
おっぱいをやめてもお母さんは小春のことが大好きな事。
小春は、美味しいものを色々食べられるけど、
夏乃は、おっぱいしか飲めない事などなど。
小春は、顔を横に向け無表情で聞いていた。
だけど、決心をしているような顔だった。
今までは、小春は子どもだからと曖昧にしてきたことが多かった。
奥さんとは、けんかも行き違いも、
なるべくその日のうちに話し合い、
お互いに歩み寄って仲直りするようにしている。
そうやって関係を作っている。
小春だって家族なんだから誰かに無理が生じたら協力してもらおうと思った。
内容は伝わったか知らないが、真剣に話したから
小春も真剣に聞いていた。
その日から泣きながらもおっぱいを飲んでいない。
結果的に、小春は家族の為におっぱいをやめた。
お母さんとお父さんに頼まれてやめた。
今日は、お母さんと添い寝で一緒に寝ようと努力していた。

小春がまだ赤ちゃんだった頃、リサイクルの抽選でトリップトラップの椅子を当てた。
とても座らせやすく、小春も気に入っている。
夏乃が産まれてお座りができるようになったので、オークションで中古のを買った。
訳あって色違いのでダークブラウンを買った。
夏乃のための贈り物はまず小春が検閲をする。「というか夏乃のものは小春のもの」と
思っている節がある。
夏乃の椅子が届き、組み立てたら、まず小春が座る。そして居座る。
しまいには「これは小春ちゃんの!」と言い出した。
しめしめと思い、ベビーガードを元小春ちゃんの椅子に取りつける。
ベビーガードは元小春ちゃんの椅子と同じ色なので、都合が良い。
しかし、ここからが誤算で、なんとベビーガードが目新しかったので、
「これが付いてるのが小春ちゃんの」となってしまった。
これには困ったが、
知恵を絞って「これに座ると鬼が来た時に逃げられないからやめた方がいいよ」と返した。
そしたら、「なっちゃんは大丈夫なの?」と聞くので
「なっちゃんは鬼が来るのを知らないから大丈夫」と説得力のない返しにもかかわらず、
小春はひどく納得して届いたばかりの椅子に腰掛けた。

先日公園に遊びに行ったとき
小春がおしっこに行きたいというので、トイレに駆け込み
用事をすますと、便座の上で
「トイレが外にあるってうれしいね」と満足そうに言った。
公衆トイレを初めて作った人もそういう気持ちだったんだろうね。
※青梅の家族写真の受付は終了しました。有り難うございました。



先日、結婚前の親族の顔合わせを兼ねた食事会の撮影をした。
ずっとカメラを構えているわけでもないので、部屋の隅で話を聞く。
最初の挨拶の張りつめた雰囲気からだんだんと和やかな空間に移り変わっていく
その貴重な瞬間を見届けた。
親族でもないのに、こんな貴重な食事会に居合わせるということはすごいことだ。
僕に頼むのを思いついたのがすごい。
僕の写真をこんな風に使っていただけるのは嬉しい。
ざしきわらしがいるならば、こういう場が好きなんだろうなと思いながら幸せな時間を
共有させてもらった。

「なりたいなりたいなりたいなりたい
おとなになりたい
おとなになったらコーヒーをのんじょう
がっぽがっぽのんじゃう
ぎゅうにゅうなんかいれないでさ
さとうはボカボカぶっこんでさ
ひとくちのんだらかためをつぶり
きょうのはすこしにがみがたりないね おばさん♪」のおうたの絵本どこ?
タイトルを知らないとき、小春は律儀に全部歌う。
かわいいので、わかっていても全部歌わせてしまう。
※「おとなマーチ」より抜粋 作詞 阪田寛夫 作曲 大中恩


小春が泣いた後、夏乃がそばに寄り、
なだめている。
赤ちゃんなのにお姉ちゃんを思う気持ちは強い。
小春もうれしいみたい。
※3月2日に青梅で家族写真を撮ります。
詳しくは↓
http://enikki.cocolog-nifty.com/iriephoto/2008/02/post_e954.html

2006年 繭蔵での家族写真
3月2日に東京青梅にある古い蔵のカフェ 繭蔵で家族写真を撮影します。
当日はNUUさんのライブ『NUUうたう ひなまつり』があります。
子ども連れのご家族でも気軽に楽しめるライブです。
出演 NUU+夏秋文彦(pf)+オオニシユウスケ (g)+高井亮士(b)
開場17時 開演17時半
ライブ詳細→http://nuu-nuu.com/
ライブの前の時間帯で家族写真を受付致します。(自然光での撮影)
柔らかい光の中でご家族の写真はいかがでしょうか?
日程 3月2日 5組限定 予約制
時間 14時〜16時半 (1組につき20分を予定)
場所 青梅 繭蔵周辺
(繭蔵 http://www5d.biglobe.ne.jp/~mayugura/)
枚数 カビネサイズ 3枚+その時撮影した全ての写真(L版)
料金 1万2千円(送料込み)
お渡し 後日郵送
予約はMAILでお願いします。時間は先着順となります。
イリエフォトriephoto@yahoo.co.jp

散歩の途中
座間にある麦っ子畑保育園が30周年を迎えた。
今日、記念イベントがあった。そこで僕の写真が大画面に写し出され、
パネルになり飾っていただけた。
昨年11月に4〜6歳児と過しながら日常を撮った。
ウチの小春も近所の保育園に通うので、
保育園ですることは大体わかっているつもりだった。
でも、子どもたちが助け合い、真剣に協力し合って過す姿に
撮影しながら何度も感動して目頭が熱くなった。
朝のマラソンは上半身裸で。
朝の集まりは、なんと砂場で。散歩は飼っている山羊と駆け足で。
しかも道草は叱られずに保育士の方が先頭を切って遊ぶ。
でも、規律はあるからすごい。メリハリがすごい。
給食は晴れていたら、空の下にシートを敷いて車座になって。
お昼後は、係に別れて山羊と烏骨鶏の飼育小屋の掃除。
他の子はお風呂(玄関で)から上がった小さい子を拭いている。
そんな事を嫌な顔も見せながら真剣にやる。
そんな姿が映画「サウンド オブ ミュージック」と重なる。
そして、園長が「みこべ」というあだ名で呼ばれる。
そして、みこべさんの笑顔は全ての人を包み込むほど優しいこと。
保育園というのは子を預かってもらうものと思っていたけど、
この保育園はお金を払ってでも通わせて濃い生活を体験させたいと思わせる。
入江家でも麦っ子への転園は家族会議の議題に何度も挙がる。
こんなに魅力的な保育園が30年も続いているのはうれしい事です。

朝の会
「あせらない あせらない
君の歩く道が
人にはみちくさに見えたとしても
あせらない あせらない
水たまりに写った空が
あんなにきれいじゃないか」
※今日園児全員が舞台で歌った「みちくさ」の歌詞抜粋
作詞作曲 新沢としひこ
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