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2009/12/10

アーチー

小春は0歳の頃から、アーチーとハンナが大好きだった。
朝や夕方、2匹のゴールデンレトリバーを連れて歩く佐々木夫妻は、
小春の前で必ず立ち止まってくれ、別れ際に「有り難う」と言ってくれた。
お礼を言うのはこちらの方なのに。
引越してからは、滅多に会う事はなかったが、今年の始め、友人から犬を預かった時、佐々木さんちに突然ピンポンし、いっしょに散歩してもらった。
佐々木さんと同じように、お散歩グッズの入ったかばんを肩からかけ、アーチーたちと歩く小春は、とても誇らしげで嬉しそうだった。

先月22日、2匹のうちの若い方、アーチーが癌で逝ってしまった。
アーチーがいなくなって、ハンナが急に甘えん坊になったそうだ。
佐々木さんたちが寂しくないよう、やんちゃだったアーチーの役もやらなくてはと思っているのかもしれない。
小春は、いまいちピンと来ていなかったようにみえた。
それが、今日になってふいに
「アーチーがいたらよかった…」と言った。
いないことが心に届くのには、ちょっと時間がかかる。

091129

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コメント

まだご近所さんだった頃、ハンナとアーチーとお散歩をしていると遠くから”アーチーーー”と言う声が聞こえてきます。足を止めて待っていると、声の主は5m手前で急ブレーキ、パパやママの背中に隠れてしまいます。”早くおいでよ~遊ぼうよ~”と言っているかの様に尻尾をブルンブルンと振っていたアーチーでした。
それが小春ちゃんとアーチーの日常でした。

でも、悲しいことですが、その尻尾ブルンブルンのアーチーはもう居ません、ちょっとした沢山の想い出を残して。


投稿: 佐々木 | 2009/12/10 23:16

>いないことが心に届くのには、ちょっと時間がかかる。

なるほど…そうですね。そういうものかもしれませんね。
ウチには猫が3匹いるので、重ね合わせて想像してちょっとウルッときました。。。
子供はこうやって少しずつ少しずつお別れする事の辛さを覚えいくんだろうなあ。

投稿: ふうりん | 2009/12/11 11:14

小春はいつも家でアーチーたちの話をしてたし、見つけるとどんなに遠くでも走って追いかけてったのに、いざ前に出ると一言もしゃべりませんでした。
小春にとっては最初のお別れだったかもしれません。

投稿: カヨ | 2009/12/11 14:21

アーチーは天国でも尻尾ブルンブルンしてるんでしょうね。


はじめて飼った柴犬のコロが死んでしまった時、小学生だった私。

最期を看取った後、毎晩泣いていたなぁ(;_;)
私にとって初めての身近な死でした。

二代目のジャックも家族で看取って、母も私も妹もボロボロなきながら、突っ張ってゆく体を撫でていました。

長く一緒にいると家族なんですよね…。

投稿: しっぽこ | 2009/12/11 19:49

泣いていた佐々木さんの涙をハンナが舐めてくれたそうです。
ホントに家族なんだなぁと思います。

投稿: カヨ | 2009/12/15 13:11

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